顔までアンネとは💦💦
コメディ+αが得意なワイティティ監督の作品。名前がコメディっぽいよね。ソーの次はナチス物。ナチスネタは最近みなくなったけど、結構ポピュラーだよなぁ。キャストもなかなか豪華、しかも重要キャラは監督本人が出演ですよ😁アカデミー作品ノミネート✨✨
【あらすじ】
第2次世界大戦下のドイツ。10歳のジョジョは、青少年集団ヒトラーユーゲントに入団し、架空の友人であるアドルフ・ヒトラーに助けられながら一人前の兵士を目指していた。だがジョジョは訓練中にウサギを殺すことができず、教官に“ジョジョ・ラビット”というあだ名を付けられる。
【評価】★5
予想外の所で評価↑↑
全体的にライトコメディなんだけど、締めるとこは締めた感じ。主人公ジョジョとヨーキーが可愛すぎてそれだけで点数上がる作品でした😍監督が強く押した「愛」っていうテーマが全編通して感じられたのがデカい。そーいう意味ではライフイズビューティフルと比較される理由も分かる✨✨
ストーリーは二番煎じ。ナチス映画は本当に多いし、コメディ+ナチ(戦争)も有名な作品が沢山あってどの展開もどっかで観たことあるなぁという感じ。それでもナチ物語ではなく、成長物語として描かれてるので新鮮にみれる。あと美術と映像関連が素晴らしくて魅入ってしまう。映像的にも物語的にもジョジョ目線だったのが凄く効果的だった👍基本、ジョジョのフィルター通してるって話だから綺麗な衣装に違和感もない。ホロコーストの対象やお酒の使い方(ナチに酔うか酒に酔うか)も上手くさらっと挟んできてるし、出来はかなりいいのでは。
キャストで言えば、子役が最高!そしてスカーレット・ヨハンソンは見た目あんまり好みじゃないけど本当にいい女優になってると思う。ヒーロー物のおかげで売れたけど、そのせいで変なイメージついてるのは可哀想かな。
コメディは笑うというか微笑ましい。ブラックコメディでも声出して笑える感じでもないので勝手に親目線でニヤケるのだ😏
【感想】
考える余裕があるかないか。それが凄く重要な事なんだなーと思った。ジョジョは怪我によって、たまたま考える時間ができたけど、ヨーキーはそんな余裕もなく流されていく(その様子も可愛い♥)
本を読む、映画を観る、なんでもやってみる、そして何かを考える。それが大切で重要な事だとおもうからレビューを書き綴る✎
そーいえば、あの右手のやつもそんな事を言ってたんだよな〜。
世界がほぼジョジョの目線で描かれているのが良かったです。
大人たちの生き方は匂わせる程度で、あくまでジョジョが考えるための材料として、ジョジョの成長物語を邪魔しない量に抑えられているんですよね。
こういう個人的な体験に絞った戦争映画も味わいがあって好きです。
あとインプットもアウトプットも基本的に自由というのはとても重要なんだということを思い知らされました。
考えながら実践していかなくては。。。