原題の仕掛けに驚き。
何気に韓国で初のゾンビ映画だったらしいけど物凄く出来が良くてハリウッドリメイクも即決定の韓国映画。原題の「釜山行き」はシンプル過ぎると思ったけど、映画館で釜山行きチケット1枚！と言って購入してシートに座る仕掛けだったらしい。
別居中の妻がいるプサンへ、幼い娘スアンを送り届けることになったファンドマネージャーのソグ。夜明け前のソウル駅からプサン行きの特急列車KTX101号に乗り込むが、発車直前に感染者を狂暴化させるウイルスに侵された女性も乗ってくる。
ハラハラ、ドキドキのシーンが連続で飽きさせない作りが素晴らしい。まぁ「長げぇな」とか、「またこのパターンかよ」というのはあるにはあるけどゾンビ映画としては人間ドラマもてんこ盛りで泣き所も多いから物凄く満足感のある映画になってる。とりあえず本作の1番凄い所はスプラッター系なのでちゃんと怖さやグロさ、気持ち悪さがあるんだけど結構誰にでもオススメできる塩梅になってる事かな。ITリメイクのそれに近いかも。
脚本に意外性はないけど、しっかり伏線も張られていて安心してハラハラできるっていう謎仕様笑笑
演者の演技もうまいし、イケメン美女は必ずいい感じに配置されてるし、またもや良作韓国映画に出会うとはね〜。